こんにちは!JITANBODY整体院です。
今月もやってまいりましたJBお悩み相談室のお時間です!
今回は「腰椎すべり症」について皆様に役立つ情報を発信していきます。
内容は二本立てとなります。
1つ目はすべり症の概要について、
2つ目(②すべり症に効くストレッチ)はお家で出来るセルフケアについてお話していきます。
それでは参りましょう!
腰椎すべり症について知っていこう!
腰椎すべり症とは何か?
人間には背骨が首に7個、胸に12個、腰に5個とお尻に仙骨、尾骨と並んでいます。
そして腰の骨を腰椎と言い、第1腰椎~第5腰椎と5つの骨が綺麗に並んでいます。
背骨には真ん中に穴が開いており、その中を脊髄(神経)が通る作りになっています。
すべり症とは文字通り、一列に並んでいる背骨が前方にズレてしまうことで、
真ん中を通っている脊髄(神経)を圧迫してしまう状態のことを言います。
なぜズレてしまうのか? 背骨がズレてしまう原因は大きく分けて2つあります。
① 分離すべり症 ② 変性すべり症 この2つの原因からすべり症になっていきます!
すべり症の種類を知っていこう!
分離すべり症とは?
背骨一つ一つは‘’椎骨‘’と言われ、椎体と椎弓に分かれています。
この椎体と椎弓の間で骨折が起こる事を「腰椎分離症」と言います。
筋肉のほとんどは椎弓に付いており固定されていますが、
分離症が起こることで固定力を失った椎体がズレてすべり症として症状が出てきます。
分離症の大きな原因はスポーツや体を動かす中で、腰を反ったり、捻ったり、
ジャンプをしたりと繰り返し行う事で徐々に亀裂が入り、分離していきます。
スポーツ選手等に多いですが、体の柔らかい学生にも多く見られています。
変性すべり症とは?
加齢に伴い背骨についている筋肉や靭帯、椎間板がゆるみ、その結果ズレてしまう状態です。
また普段の姿勢から腰を反ってしまう「反り腰」という姿勢の方は、
後ろから押される圧力が強くなることで背骨がズレてくることもあります。
正確な原因は分かっていませんが、ホルモンバランスや出産、
体重の変化等も関係していると言われており、中高年の女性に多いです。
まとめ
すべり症とは上記にように様々な原因で背骨がズレて症状を引き起こします。
分離すべり症、変性すべり症共に脊髄を圧迫する結果、腰、おしり、足の痛み・痺れや、
長時間歩くことが出来なくなるといった症状が見られるようになります。
次回は当院でも多い、変性すべり症について良くなるのか、
セルフケアについて書いていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。