こんにちは!JITANBODY整体院です。
今回も皆さんの健康作りに役立つ情報を発信していきます(^^)
今回は「思春期・高齢者に多い側弯症」についてお話ししていきます。
側弯症の認識を深める
背骨の機能を確認しよう!
背骨は全てで26個あります。
頸椎(首の骨)・・・7個
胸椎(胸の骨)・・・12個
腰椎(腰の骨)・・・5個
仙骨(骨盤)・・・1個
尾骨(骨盤)・・・1個
通常の背骨は横から見た時にS字を描くように前後にカーブを描いています。
これは生理的湾曲と言い、正常な背骨の湾曲です。
この生理的湾曲(カーブ)がある事により、
歩いている時に背骨にかかる衝撃や重力を分散して傷めないような構造となっています。
しかし、側弯症の背骨は後ろから見た時に、
横に曲がって(側弯)いたり、捻れが生じてしまっている状態になっています。
そのため、背骨にかかる負荷を逃がしづらくなってしまい腰痛などの症状がでてきます。
側弯症の症状は多様
側湾症では背骨の変形による運動の制限や見た目の異常が出てしまいます。
他にも以下のような症状が見られることが多いです。
・真っ直ぐ立てない
・肩の高さや骨盤の高さが左右で違ってしまう
・背中の厚みが左右で違ってしまう
・胸の大きさが左右で違う
・背中や肩に痛みが出る
・呼吸が深くできない
・スポーツをする時に動きに支障が出てしまう
など
背骨が歪むことで発生する症状は多様であり怖いものも少なくありません。
側弯症は改善するの?
発生原因は不明?
なぜ側弯症になってしまうのか?その理由の大半を占める約80%が原因不明です。
特徴として思春期の女性が多くなりやすいとわかっていますが、
その原因は不明で、遺伝子が関わっているのではないかと研究の報告があります。
側弯症そのものが命に関わる例は稀ですが、
変形が進行すると呼吸器に異常をきたしてしまい、命の危険にさらされてしまいます。
背骨の変形に伴い肋骨が変形する事により心肺機能が弱くなり、
肺炎を起こすリスクが高まってしまうのです。
セルフケアとして筋肉トレーニングやストレッチ、
病院ではコルセット、インソール作成が行われ、
変形が進むと背骨を金属で固定する手術が行われる事もあります。
骨の変形は改善できない
骨が変形してしまった場合どの骨でも形を戻すことはできません。
手術を行うことで並びを良くしたり、
外見的・美容的な観点では歪みを整えることはできますがリスクも伴います。
しかし、変形を戻さなくても痛みの改善や動く範囲の変化をつけることは可能です!
前述したセルフケアで良くなる方もいますが、あまり効果が出ない人もいるのが現状です。
そこで別のアプローチとして整体が有効な場合があります。
当院では体の全体のバランスをみて、筋肉や関節、皮膚の歪みをとり、
体の骨を支えているインナーマッスルを調整して身体全体の歪みを整えます。
そうすることにより、側弯が進行しにくい身体にしていきます。
最後に
当院の施術はソフトな施術で、
側弯症に悩まれる方が多い思春期のお子様や高齢者の方にも
安全で体に負担の少ない施術になります。
ボキボキ鳴らす手技や長時間のマッサージなどは一切しません。
またご自身でできるセルフケアもお伝えいたしますので、
ご自宅ではセルフケアを行なっていただければより施術効果が高まります。
側弯が進行してしまうと、見た目上の変形を変化させるのは難しいですが、
早い段階でしたら進行の予防や側弯状態の緩和ができますのでぜひご相談ください。