今回は『慢性的な肩こりに効くセルフケア』についてご紹介していきたいと思います。
みなさん「肩こり」と聞くと誰しも気になったことがある経験や
若いころから何年も肩こりに悩まされている人もいるのではないでしょうか?
例えば
・常に肩が張っていて重たく感じる
・首や肩を動かそうとすると詰まりを感じる
・頭や肩にダルさがありスッキリしない など
肩こりで悩まれている方はこういった症状が思い当たるかと思います。
また慢性的な肩こりの人はそれがあたり前の状態となってしまい
特に辛さを感じていない人も中にはいます(^^;
自覚はしていなかったが美容室に行った時やマッサージに行ったときなどに
肩こってますね〜、ガチガチになってますね〜など言われてしまった事がある!
そんな人にも自覚はなくともしっかり肩はこってしまっているので
ぜひこの記事を最後まで読み進めて肩こりのない生活を手に入れましょう。
そして、肩こりのある人には首こりも一緒にある方が多いですので、
そんな方にも有益な情報ですのでぜひ読んでください(^^)
そもそもなぜ肩がこるのか?
肩がこる人の特徴
基本的に肩がこってしまう人は肩が内側に入った状態の巻き肩になっています。
猫背の人やスマホやデスクワークやなどをしていると
時には自然とこの状態になってしまっています。
ではなぜこの巻き肩になると肩がこるのか?
それは肩にある僧帽筋という筋肉が、
巻き肩によって張っている(引き伸ばされた)状態で固定されてしまうからです。
筋肉は伸び縮みする事により血流が滞りなく流れて行きます。
ですが巻き肩で肩の筋肉が張った(伸びた)状態で過ごすことで、
血流の流れは滞り老廃物なども溜まることで肩のこりができあがってしまうのです。
肩がこらない様にするためには?
肩こりを生み出す原因の筋肉
みなさんは肩がこった時には張ってしまった辛い肩を揉んだりしたしていますよね?
しかしこれでは自分で溜まった老廃物を流しているだけでその場しのぎとなってしまいます。
肩がこったから肩を揉むではなく肩がこらないようにするためには、
上記で説明をした巻き肩を解放してあげることです。
巻き肩の状態は肩の筋肉は張っている(引き伸ばされた)状態にあると説明しましたが、
引き伸ばされた側と反対に短く短縮をしている筋肉があります。
それは胸の前側にある胸筋です。
胸筋が短縮すると巻き肩を更に助長してしまいます。
つまり巻き肩の状態というのは、
肩の筋肉が伸びた状態と胸の筋肉が短縮した状態で互いに綱引きをしている状態なのです。
このアンバランスを整えることにより巻き肩だった肩が開き肩こりが軽減されていきます。
セルフケアのやり方
肩こりを改善するストレッチ
今回お伝えするセルフケアは巻き肩のアンバランスを整えるために、
胸の短縮してしまった筋肉を伸ばすストレッチをご紹介します。
ストレッチをして胸が開くようになると肩の張りの軽減を感じられますので、
ぜひやってみてください。
・step1
片側の手を肩の高さまで挙げ、肘を90度くらいに曲げた状態で、
壁に手の平から肘までを付けます。
・step2
壁に手を付けた状態から手をついている側の肩を壁に寄せます。
・step3
壁に肩を寄せたところから、なるべく肩は壁から離れないようにしながら
上半身を壁とは反対方向に捻ります。
step3までの工程で、胸が伸びてる状態を感じれていればOKです!
その状態で15秒〜30秒程キープしましょう。
片側が終わったら反対の胸筋も 伸ばしてあげてください。
一生懸命に強くやりすぎると痛めてしまうので、
呼吸を止めずにイタ気持良いくらいの強さで留めてください。
回数はまずは1日3セットを目標に試してやってみてください。
最後に
今回は慢性的な肩こりの仕組みからセルフケアについて解説していきました。
現代のライフワーク(スマホ、PC)を考えると肩こりは切っても切れない現代病ともいえます。
特に昨今は、テレワークが増えてパソコンの前で一日生活をする人も多く増えています。
実際に当院でもテレワーク中の肩こりや腰痛でお悩みの方が急増しています!
その生活の中で何も身体のケアをしなければ当然のように肩はこってしまいます。
肩こりも長年放置をしていると
頸椎のヘルニア、手の痺れ、四十肩、五十肩などにも 繋がってしまうケースもあります。
そうなる前に、腰の重たい人もぜひ現状だけではなく、
自分の身体のより良い 将来のためにもぜひ今日からセルフケアをやっていきましょう!
また肩こりの原因もこれが全てではないのでもっと細かく自分の身体を知りたい、
自分だけではなかなか始めることができない方などは当院へぜひ一度ご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。