こんにちは!JITANBODY整体院です。
皆さんの健康づくりに役立つ情報を発信していきます(^ ^)
今回は寒い時にオススメの免疫力のあげ方について書いていきます!
寒さで体温がさがってしまうと免疫力も落ちてしまい、風邪やインフルエンザにもかかりやすくなってしまいます。
そんな「冷え」を感じたときに、手っ取り早く体温を上げる方法があります。
今回は、簡単に体温をあげて免疫力をあげる方法とそのメカニズムについて説明をしていきます。
体温が下がると不健康になる
体温は体で重要な役割をしています!
「体温があがると免疫力があがる」と聞いたことがありますか?
メディアでも取り上げられてご存知の方も多いと思いますが、反対を言えば体温が下がると免疫力は下がってしまうと言えます。
人間は恒温動物と言われ、環境(外気温など)にあまり影響を受けずに、体温を一定に保つことができる動物です。
その変化は「約1℃以内」とほとんど変化はありません。
健康的な人の平均体温は、36.5度前後と言われ、これにも理由があります。
人間の体には、脳や内臓など生命維持に重要な器官や機能があり、36.5度前後の体温が、化学反応の起こりやすい状態とされています。
そのベストな状態から体温が約1℃低下すると、代謝は約12%、免疫力は約30%も低下すると言われます。
体温が低下すると免疫力も低下する理由は、白血球と呼ばれるウィルスなどを撃退する細胞の働きが落ちてしまうからです。
例えば、「マクロファージ」と呼ばれるものは病原体を食べる働きがあり、「NK細胞」はウィルスに感染した細胞やガン細胞を殺す働きを持っています。
体温が低下すると、感染症や生活習慣病、さらにガンにかかるリスクも高くなってしまいます。
風邪やインフルエンザに限らず、様々な病気から体を守るためにも体温低下は防がなければいけません。
そこで手っ取り早く体温をあげてくれる体の組織に「褐色脂肪組織」というものがあります。
体温をあげてくれる組織
少し難しい話なので参考までに!
褐色脂肪組織は、読んでわかるように脂肪の組織ですが皆さんがイメージされる「脂肪」とは少し違います!
皆さんがよくご存知の脂肪は、皮下脂肪や内臓脂肪といった「白色脂肪組織」です。
白色脂肪組織は、エネルギーとして使い切れずに余った糖質や脂質をとり込み、中性脂肪として貯蔵されます。
その量が増えすぎると肥満になります。
一方、褐色脂肪組織は、熱を作り出すのが主な役割で赤ちゃんの頃から持っている脂肪組織です。
糖質や脂質からエネルギーをとり込んで熱を作ります。
そのメカニズムは以下の通りです。
褐色脂肪組織の熱産生は、交感神経によってコントロールされており、寒冷時の体温上昇や維持に関わっています。
つまり、寒冷などの刺激が加わると褐色脂肪に分布する交感神経の活動が亢進(こうしん)し、脂肪酸が遊離します。この脂肪酸は酸化・分解されて熱産生の基質となると同時に,UCP1と呼ばれる細胞を活性化して発熱を引き起こします。
(参考:「褐色脂肪組織でのエネルギー 消費と食品成分による活性化」斉藤昌之)
このように褐色脂肪組織は熱を作り出しますが、それに必要な刺激は寒冷だけでなく、運動でも刺激することが可能なのです。
体温をあげる体操
基礎体温を上げていきましょう!
これまで説明をしてきた褐色脂肪組織は主に肩甲骨、背骨周りにあります。
そのため肩甲骨を動かす運動をおすすめします。
ここが硬くなって血流が悪くなってしまうと、熱が運ばれず冷えやすくなりますし、肩こりにもなります。
ですので、この肩甲骨を動かすことをオススメします。
1.まず両手で肩を触ります。
そのまま肘で大きな円を描くようにぐるぐると前回しと後ろ回しを10回ずつ行います。
2.両手で腰を触ります。
そのまま息を吸いながら肩をすくめましょう。
3秒キープしたら息を吐きながら肩をおろします。これを5回繰り返します。
ポイントは腕や肩を動かすのではなく、背中にある肩甲骨を動かそうと意識をすることです。
そうすれば肩甲骨の間にある褐色脂肪組織に刺激が加わり、一気に体が温まるのが体感できます。
ぜひ、こまめにやってみてください。
最後に
当院の整体は安全性と効果をうみだす操体法を中心に施術を行っています。
電気や牽引、カイロ、筋膜リリース、ストレッチなど巷には様々な整体法があります。
どこにいっても良くならない…
整体を受けて痛みが悪化しないか不安…
そんなお悩みがある方はぜひ一度、JITANBODY整体院の整体をお試しください(^^)
きっとお力になれますので、いつでもお問い合わせください(^^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。